台風時の備え

本日も『トラバス』のブログにお越し頂きましてありがとうございます。

トラバスです。

9月は、1年のうちで最も台風が発生する時期であり、台風がやって来る時期でもあります。

台風による大雨は、河川の氾濫や土砂災害を引き起こし、風雨により高速道路や一般道路の通行止めの影響により渋滞が発生し、配送が遅延する事態を起こします。

配送遅延対策

台風による配送の遅延は、道路事情等でなんともしようがない状況になりますが、事前にお客様(荷主等)と対応を協議し、できるだけ配送の遅延を最小限にすることは可能です。

例えば、次の日の朝積みの予定を、前日の夕積みに変更したり、その逆で夕積みを朝積みに変更したりと柔軟な対応することもできると思います。

台風の影響がないときに荷物の積み込み等を行えば雨濡れを防止し、お客様(荷主等)やドライバーの負担を減らすことができます。

以前、運行管理者をしていたときは、事前にメーカー側と相談しながら対応していました。

雨漏り対策

また、大雨によるトラックの荷台の雨漏りによる荷物の雨濡れ事故にも注意が必要です。トラックの荷台の雨漏り事故は、お客様(荷主等)からの信用を失墜させてしまうので、十分な注意が必要です。

ウィング車やバン車でも天井のネジ止めをしている箇所、目では確認できないほどの隙間から雨が漏れてきて荷物が雨濡れしてしまうことも考えられるので、ラップを巻いたり、荷物の上にブルーシートを被せたりと雨濡れを防止する装備を準備しておくことも必要だと思います。

強風対策

強風の影響によってトラックが故障することもあります。

ウィング車の場合、ウィングを開けた状態のときに、ウィングが強風の力で歪んでしまって故障の原因になる場合がありますので、強風のときはウィングを全開に開かないようにすることも必要です。

また、トラックにドアを開けて乗り降りする際に強風でドアのヒンジが歪むなどの故障、指を挟むなどのケガ、強風時の走行の横転事故を防止するためにスピードを控える等、強風に対して注意が必要です。

さらに、車庫等の空きスペースに空パレットや資材等を高積みしている場合は、段数を低くし、強風での落下や飛来防止のためにロープやラッシングベルト等で固縛を確実に行ってください。

通行止め対策

次に、高速道路が通行止めになった場合ですが、長距離運行では夜間に走行することが多いと思います。出発地点では台風の影響がなくても目的地に向かっていく際に台風の影響で高速道路の通行止めに合うこともあります。

通行止めになっている区間は一般道路に迂回する方法があります。

私がドライバーをしているときにも台風での通行止めを何度と経験しましたが、実際には通行止めになるインターチェンジで降りずに高速道路上に止めてしまい、通行止めが解除になるまで仮眠をするトラックでの大渋滞が発生します。

台風のときに一般道路に迂回しても風雨で走行できないかもしれませんし、無理に走行するのも事故等の危険があります。

なので、高速道路走行時に通行止めが発生した場合には、通行止めになるインターチェンジの手前のパーキングエリアに入って仮眠や休憩をして台風が過ぎるのを待つことで事故等の危険を避けることも必要ではないでしょうか。

通行止めになるインターチェンジの手前のパーキングエリアは混雑して駐車できないこともありますので、2つか3つぐらい手前のパーキングエリアに入ることも良いと思います。

おわりに

毎年、必ず台風はやってきます。運行管理者は、事前に台風の進路や暴風域に入る確率、地域ごとの変化等を気象庁のホームページから入手し、ドライバーへの指示内容を作成し、変化する気象状況を見ながら安全運行を確保するよう伝えることが重要です。

再度、台風時の備えを確認し、お客様(荷主等)への安全・安心をアピールしてみてはいかがでしょうか。

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