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トラバスです。
スピードの出し過ぎに注意
最近のトラックは一昔前のトラックとちがい性能などが良くなりスピードが出やすくなっています。
特に中型車、大型車は運転していてもエンジン音は静かになり、エアサスが一般的になり運転中の乗り心地も快適になっていて、職業病といわれている腰痛にもやさしいです。
ドライバーさんにとって運転がしやすい環境になっておりますが、ついついスピードが出てしまう・・・出してしまう。
スピードの出しすぎは交通事故や荷物事故(荷崩れ)に結びつきやすいのは、皆さんご理解していると思います。
事故は、ドライバーさんの生活や会社の存続が危ぶまれる状況になりかねません。
ドライバーへの指導方法
そうした状況にならないように運行管理者と経営者とが協力して管理・指導していく必要があります。
運行管理者として、ドライバーさんが毎日提出するチャート紙等で運行状況を確認すること、スピードを出しすぎているドライバーさんには指導すること、スピードの出し方にムラがあること等の状況を把握することから始めることをお薦めします。
ドライバーさんへの指導の方法ですが、「怒鳴りつける」「頭ごなしにお前が悪い」ということは絶対にやめるべきです。
このようなことをしてもドライバーさんは指導に従いませんし、会社への不満が大きくなります。
では、どうやるべきか・・・
一回、二回と指導をしてもなかなか改善しないものです。
運行管理者側が根気よく「なぜ安全運転が必要か」諭すように指導するのが最善です。
速度管理は運行管理者が
荷主の都合、お客様の要望等で時間的な制約もあり、どうしても急がなければならない状況が多々発生します。
そうしたときにドライバーさんを急がせ、ドライバーさん任せにするのは危険が生じます。
運行管理者が荷主やお客様と直接やり取りをし、ドライバーさんには運転に集中してもらう。
そうすることで会社がドライバーさんの味方となり、フォローをしていけば「会社が助けてくれる」という安心感がうまれ、運行管理者の指導にも耳を傾けてくれるようになります。
適切な指導を行っていけば会社に一体感でき、ドライバーさんの離職率も下がり、事故率も下がり、社会的信用を得られるようになり安定的な経営を目指すことができます。
速度管理に対しては、ドライバーさんから不満が出るかもしれませんが、「ドライバーさんの生活を守る」「会社を守る」ということで、是非、社内で取り組んでみてはいかがでしょうか。
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