ドライバーさんの「心を聞く」のも点呼では重要です。

本日もブログにお越しいただきましてありがとうございます。

トラバスです。

点呼で大事なこと

点呼では、一般的にアルコールチェックが重要視されているところがありますが、もう一つ重要なことがあります。

それは、ドライバーさんの「心を聞く」ことです。

通常、ドライバーさんは一人で業務をすることがほとんどです。

お仕事の悩み、家庭の悩みなどがあった場合、運転中にそれぞれの悩み事、考え事をしてしまい、イライラやソワソワしてメンタル的に不安定になり、注意力が低下し、事故に繋がる危険性があります。

そうした悩み、考え事を業務中に話すことは難しく、帰社後に休憩室等で従業員がいる中で話すことも難しいと思います。

それをいち早くドライバーさんの「心を聞く」ことができるのが点呼のときです。

点呼の際のメンタルケア

私が以前、勤めていた運送会社では業務連絡は携帯電話で行っていました。

90%以上が地場仕事なので、一つの仕事が終了したときに会社に連絡をし、次の仕事を配車担当者(運行管理者)から聞いて仕事を行う体制でした。

その際、ドライバーさんの声の様子から体調、メンタル面を把握していました。

毎日、ドライバーさんの声を聞いていると、そういったことがわかってきます。

声でイライラがわかるドライバーさんには、その電話で状況を聞いて、ドライバーさんのメンタルを安定させるように努めていましたが、ドライバーさんも個々で違いますので、メンタルの不安定的なことを出さないドライバーさんもいます。

点呼は、出社時と帰社時に行いますが、出社時は朝も早くドライバーさんも急いでいるので、帰社時の点呼にドライバーさんと話す時間を多く設けていました。

そうすることで、メンタル面のモヤモヤを取り除き、一日をスッキリして終われて、次の日もスッキリした気持ちで仕事に取り組めます。

メンタルケアも運行管理者の仕事

運行管理者は、現場に関しては社長より権限をもっていますので、それだけ責任があります。

形式的な点呼ではなく、点呼のやり方を工夫してドライバーさんが辞めない会社、事故を起こさせない会社を目指していただきたいと思います。

こういったお悩み、お困りごとがありましたら、ご相談ください。

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